ページ

2016年9月28日水曜日

岩下作文教室とは? その3 子どもの自殺をなくします

子どもの本音を言葉に変換!

岩下作文教室 岩下春江です。



当教室の目指すところを3回に分けて書いています。


★前回まではこちらです--------------

その1 あなたの思いを引き出します

その2 習い事と塾の中間地点です


★--------------------------------


とにかく1番は、自分の思いを言葉にできる子どもを育てること。

そのために、五感を使った指導をする。

その際、文字の美しさ、漢字への変換は問わず、思いに焦点を当てる。



この根底にあるのは、



子どもの自殺をなくすことです。



子どもの自殺のニュースを聞くたび、悲しい思いになるのは、

皆さん、同じだと思います。

どうして自殺の前に解決する術がなかったのだろう、

やるせなくなります。


自殺だけでなく、子ども達には、色々な問題行動が報告されます。

こんな資料があります


平成26年の資料ですが、文部省が問題行動として挙げた主な項目は、

・暴力行為

・いじめ

・不登校

・自殺



これらの原因として


・不安と情緒的混乱

・無気力

・友人関係


が大きい理由として挙げられています。



ここから読み解くのは、

子ども達の問題行動は

自分の感情をうまく表現できないことが

1番の原因ではないか、ということです。



子ども達は、否定的な言葉を使ってはいけないと思っています。

例えば、「つまらない」「おもしろくない」「つらい」など。


でも、私の講座では、

「あなたが感じたことが一番大事なんだから何でも言ってね」

と伝えると、びっくりします。



「言っていいんだ!」


と。




また、最近、話題になっている考え方の中に、


「自分の中の辛い感情を受け入れていいんだよ」


というものがあります。




本当は辛いのに、辛いと言ってはいけない。

みんな辛いと思っていないから、

自分だけ辛いと感じるのはおかしい。

だから、辛くない(本当は辛いけど)




そんなふうに、マイナスの感情を閉じ込めてしまって、

生きづらさを感じている人が増えています。


その人たちは、「マイナスの感情も出していいんだ」

と思い直すことで、前向きに生きられるようになっています。



大人になって気付くのではなく、

子どものうちから、自分の気持ちは自分が分かってあげる、

という状態を作れれば、健全な大人になりませんか?



暴力沙汰になるのは、自分の中にもやもやした

不安や、不満、怒り、寂しさ、

こうした気持ちがいっぱいになり過ぎるからです。



すでに言葉では表せないくらいいっぱいになってしまうから、

暴力という表現をする。

いじめという表現をする。


私はそんな風に解釈しています。




子どもに作文を教えることで、

自分の気持ちと向き合う機会を与え、

それを言葉で表現する方法を伝える。

結果、子どもの自殺がなくなる、と考えています。


にほんブログ村 地域生活(街) 関東ブログ 川口情報へ
にほんブログ村


  にほんブログ村 子育てブログ 子供の習い事(教室・業者)へ
にほんブログ村