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2016年10月1日土曜日

1回の講座の内容が気になりませんか?【体験講座レポ前半】

子どもの本音を言葉に変換!

岩下作文教室 岩下春江です。


昨日、1回目の体験講座を行いました。

60分の作文の講座って、いったいどんな風にやるんだろう?

と思う方、多いと思います。

昨日の様子を交えて、説明します。

全体の流れ

  1. 手拍子でまねっこ(相手の手を触る)
  2. ウォーミングアップ(お手玉を使ってまねっこ)
  3. 今日の材料を触る
  4. 今日の材料を見る
  5. 自分の中に浮かんだ言葉を書き出す
  6. お互いに言葉を聞いて、「自分も同じ」ことは書き足す
  7. 5の言葉を使って今日の日記を書く
  8. 今日の日記を発表する


安心な場を作り自分の中の言葉を全部出す

一番大切なのは、安心な場だということを、認識させることです。

何でも言える場は、自分が認めてもらえた、と感じなければ作れません。

例えば、「きれいだと思います」と言ったことに対して、

「えー、そんなのありえない」など、すぐ反論されてしまっては、

何も言えません。

反論の場は、議論の場で行うので、

自分の中の言葉を全部出す場面では反論は無しです。

お互いに安心するには、ゲームや手遊び、まねっこが有効なので、

最初にやります。
お手玉は必須。中身や布が違うので音や触り心地が違う
好きなものを選ばせることで個性の尊重を目指す
貝は次回の材料ということで・・・


スタンフォード大学の講義でも、まねっこが取り入れられています。


今日の材料

今回は、イタリア製のマカロニを使いました。

触ることに集中させるために手を後ろにさせて渡す
ただ渡すのではなく、「手だけで触る」その後「見る」

その時に自分の中に浮かんだ言葉を自覚させます。

「後で書くから、しゃべると忘れるよ」というと、集中して観察します。


自分の中に浮かんだ言葉を書く


やっと、書き出します。早く書かないと忘れてしまうので、

文字は問わず、スピード第一で書かせます。

鉛筆の音だけが聞こえます。

箇条書きが望ましいのだけれど、まだ、知らない場合もあります。


マカロニが割れてしまった子がいました。

「どうしよう?」と困った表情をしましたが、

「すごく良い事件だった!その時の気持ちが大事。書いてみて」

と伝えました。


間違いはありません。


言葉を使って今日の日記


たくさん出た言葉の中で、一番強烈な言葉は何?

と聞くと、ひとつ言ってくれました。

それを冒頭に書き、今日の講座で経験した出来事を書きます。


お互いの意見をカンニング


言葉集めの時、どんな言葉を書いたか、発表させます。

友達の発表を聞いて「あ、自分もそう思っていた!」と気付くことがあります。

それを書かせます。


友達と一緒に活動するからこそ、より深い学習ができます。

日記も発表します。

200字ほどですので、聞くのも楽です。

同じ場所にいて、同じ経験をしているのに、

全く違った視点です。



今は気付かなくても、

自分と人は違って当たり前の感覚になってほしいです。

違っていても、間違いではないし、大切なものだ。

という感覚。



グループで学習する良さがここにあります。


ただし、岩下の場合、最大4名です。

他の先生はもっと多くの子どもが見られるかもしれませんが、

私の場合は、4名が限界です。

それを越すと、見落とす子が出てしまいます。


グループの良さを生かしつつ、ひとりひとりにも目を配る。

そんな講座を目指しています。


次回は、完成した日記を紹介します。→→