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2016年7月19日火曜日

旅行記は実は難関

作文教室の岩下春江です。


夏休み、今年はどちらへご旅行ですか?

子どもたちも楽しみにしていることでしょう。


そして、宿題も、旅行についての作文にしたら

一石二鳥!




しかし、目の付け所は良いけれど、

書き始めると、行き詰まりやすいです。





なぜなら、





情報量が多いから!





朝から晩まで日常生活と違う経験。



ネタが多すぎます。



よくあるパターンの例。

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わたしは、夏休み、お父さんとお母さんと妹と一緒に

軽井沢へ行きました。

あさは、まだ暗いのに車に乗りました。

わたしは、ねむいのでねていました。

車が止まったので、軽井沢に着いたと思ったら、

混んでいて車が進みませんでした。

アウトレットで買い物をしました。

私は服と靴を買いました。

お父さんも欲しかった靴を買いました。

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ここまで、153字。

題名を入れれば、原稿用紙の半分が埋まります。




でも、まだ本題に入っていない!

軽井沢で何が楽しかったの?

一番心に残ったのは何?


読み手は疑問を抱えたままです。



2泊3日だったとしたら、この調子で

4,5枚は埋まるでしょう。

提出するだけだったら、量的には はなまる💮



かもしれません。



でも、書いている本人も、ただ原稿用紙を埋めるだけで、

面白くないし、

読み返す気にもならない!




さて、打開策。








よーーーーーく思い出して、

よーーーーーく考えて、



一番心に残ったことは何か、

ひとつ、決めます。


ノートに思いつくまま、箇条書きにして、

その中から選んでもいいでしょう。


小学生が思いつくか、少々疑問もありますが、



「涼しい」



を決めたとしましょう。


子どもの目線をできるだけ!意識して書いてみましょう。



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わたしは夏休みに家族みんなで軽井沢に行きました。

買い物をしたり、遊んだりしたけど、

一番心に残ったのは、すずしいということです。

埼玉は、夏はどこへ行っても暑いし、

夜もエアコンがないと寝られないけど、

エアコンがなくても、窓を開けるととてもすずしかったです。

びっくりしました。


ホテルの人が話しているのを聞いたら、

家にエアコンがないそうです。

わたしは信じられませんでした。

こんなにすずしいなんていいな

わたしも軽井沢に住みたいと思いました。

お母さんに、そのことを話したら、

「冬はとても寒いっていうけどいいの?」

と言われました。

うそじゃないかと思ったので、

ホテルの人に聞きました。

・・・・・・




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この後、ホテルの人が何て言ったか

気になりませんか?

ここまで書けば、

どんどん鉛筆がすすむはず。



文字数は284字。

空白もカウントしているので、

正確ではありませんが、

題名、改行を入れると、1枚後半くらいです。





★まとめ★

「心に残ったこと」は「すずしい」ということ。




そこから感じたことを思い出すと、

「住みたい」

「いいな」



それに対する経験が、


「ホテルの人に聞いた」

「ママに聞いた」



人に聞いていなくても、

大人の話を聞いていたりします。

それでも書けますよね。


「ママとお店の人が話していました。」


とか。




こんなふうに、ひとつの事柄を

自分が感じたこと

経験したこと

そこから思ったこと

などでまとめれば、

かなり、面白い作文になります。


お試しください(^^)