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2016年7月11日月曜日

案外子どもは〇〇のことを書くのが難しい

岩下作文教室 岩下春江です。

今日は、暑かったですね~(^_^;)















子ども達がプールバッグを持って帰っていきました。

その、混雑した中を、1台の自転車がベルを鳴らして走り抜ける。

歩行者の小学生に怪我をさせたらどうするんだ!

怒り心頭の岩下でした(>_<)


自転車に乗っていたのは、明らかに60代過ぎの男性。

子どもに向かってベルを鳴らすなんて、

子ども嫌いなんでしょうね。

こういう方が、保育園建設に反対するのかもしれない。

何も言えなかった自分が悔しい!



さて、子どもの作文の書き方の本などを見ると、

見本題材として、だいたい同じような課題が出ています。



*低学年・・・絵日記を書く

*中学年・・・家族について書く
   
        または昨日の夕飯について書く

*高学年・・・読書感想文を書こう



絵日記→家族→昨日の夕飯→読書感想文


というレベルに上がっていくと読み取れます。




でも、これらはすべて、


過去を思い出す作業だということにお気付きですか?




絵日記は、今日の振り返り。



家族は、過去ではないと思いがちですけど、

例えば、「今日お母さんがご飯作っていたな」

という場面を思い出すこともあるので、

過去と分けます。



昨日の夕飯なんて、過去そのもの。



読書感想文は、読んだのは今でなく

数時間から数日たっているわけだから、

過去。





作文というのは、過去の振り返りから始まることが多いのです。




でも、子ども達。


過去を振り返るのに、時間がかかります。




大人も思い出すことに時間がかかるけれど、

子どもはそれ以上です。




なぜなら、子どもは今を生きる生物だから。





今、現在の感情は、どうなのか、

今、何を思っているのか、

今、何をしているのか、





子ども達は、今をとことん生きているのです。

だから、過去を振り返るのは、

難しい。




過去を題材にした作文は、

思い出すのに時間がかかる。



じゃあ、子ども達は作文が書けないのか?






子どもが得意な「今」を書けばいいのです!





「今」を作文にするには、

子ども達と「今」体験することが必要。

そして、とても楽しい(^^)


なので、またの機会に書くことにします<(_ _)>





さて、今は、夏休みの宿題が確実に出ているので、

それをこなさなければなりません。




子どもにとって、作文のネタになる「過去」は

ちょっと難しくて、思い出しにくい、



そんなことだけでも、ママが分かっていたら、

去年より、焦らずに書けるはず(^^)



子どもが苦手な理由はちゃんとあるのです。



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